やっこです。

今日は、なんと「汚部屋」が掲載されている

アート写真集の紹介です。

ん?今では普通かな。でも93年の事。 


★はじめて人様の汚部屋を見たのはアート写真集だった

もう捨てようかな?と思ったけれど

改めて見直してやっぱり面白くて

この断捨離とかミニマムブームの中

余計この写真集が面白い。

また保存しようと思いなおしました。笑。 

DSCN5538

その写真集は、都築響一さんが編集した

1993年に発行された「TOKYO STYLE」というアート写真集。

定価12,000円とな。ビックリ。


色んな人の東京に住んでる人の部屋が写真が

本人不在で掲載されています。


★美は、乱調にありという視点。

今でいう汚部屋もあり、今でいうシンプルな部屋も掲載されています

ゴミ袋だらけのキッチンとかはじめて見たな。93年か。

 DSCN5539

この写真集は、汚れた部屋=ダメなやつが住人というのではなく

「美は乱調にあり。」という視点。


さすが、都築さんらしい。笑。


でも、本当にそう見えてくるんですよね。

人の営みが見えてくる。

学生の頃、何度も何度も見てましたよ。


汚部屋に100%悪いイメージがないのは

この写真集に出会ったこともあるかも。


258ページに掲載されている

グラフィックデザイナーのパパさんの家は

お子さん中心のファンシーなパステルトーンのモノがあふれていて

コメントに

「緊張感に満ちたデザインの世界に丸一日没頭したあとは、

ごちゃごちゃな家庭な雰囲気こそがリラックスの秘訣だとか。」

というのがあって印象的。


よく人間性を排除した感じの部屋とかに

スッキリだけど無菌室な感じの生命不在の怖さを

感じることもあるのも

この本の影響なのかな?


★座して半畳、寝て一畳

最後のあとがきのような都築さんの

「納涼図」と

DSCN5540
 
仏教からきた言葉

「座して半畳、寝て一畳」という言葉を紹介していて

じわじわ20年経っても心に響くのだよ。


うーん、いろいろ思うことがあって

ついこの写真集を思い出しちゃいました。 


人気があった写真集だったので

その後、文庫本になっているようです。

TOKYO STYLE (ちくま文庫)
都築 響一
筑摩書房
2003-03






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